小学部親子保健教室

 9月10(火)、小学部では校舎内学級児童と保護者を対象とし、親子保健教室を実施しました。今年度は本校のスクールカウンセラーの冨森崇先生を講師として、「身体アプローチでリラックス」をテーマに実施ました。
 初めに、保護者の方を対象にして身体アプローチの効果と方法について講話を聞きました。日本人は、触れることが苦手であり、新型コロナ感染症の影響もあってますますその機会が減っているというお話やスキンシップにより心身ともに不安や緊張などから解放されてリラックスすることができること、人間関係が良くなっていく効果や血流が上がることで姿勢が良くなるといった効果について教えていただきました。さらに、タッピングタッチや療育整体といった身体アプローチの方法についても具体的に教えていただきました。
 講話のあとは、子どもたちも入室し、保護者と一緒に実際に身体アプローチを体験しました。マットの上に横になり、頬や頭を指の腹で「ポンポンポンポン」と軽く叩くように触れていきます。初めは気恥ずかしさとくすぐったさから動いてしまう子どもたちでしたが、気持ち良さを感じると静かに横になっていました。普段、体や顔に力を入れすぎている私たちですが、触れ合うことの心地よさとリラックスする気持ち良さを体験することができた貴重な時間となりました。